ジャングルジムを処分した日、泣いたのは私でした。

買いかも?

🌟最初に…

今回は「大型おもちゃ買って大後悔した話」です。
カラフルで夢いっぱい、でも成長とともに押し寄せる“処分の壁”。
ジャングルジムに翻弄された全親に捧ぐ、実録・レンチ戦記。


🎡あの頃、うちに遊園地があった

子どもがまだ小さかった頃。
誕生日に何が欲しいか聞くと、いつもよりちょっと目がキラキラして、 「おうちにジャングルジムがほしい!」と即答されたことがありました。

当時の私は、完全に浮かれていたのです。 「それはそれは喜ぶに違いない」「室内でたくさん遊べるなんて、最高じゃないか」 と、ポチってしまったのです。

あの、カラフルで、どでかいやつを。

届いた箱のサイズに一瞬ひるんだものの、子どもの喜ぶ顔が見たくて、組み立て。 時間はかかったけれど、完成したときは、ちょっとした感動さえありました。
その日から、わが家のリビングは、小さなテーマパークになりました。
登って、滑って、くぐって、また登って。
秘密基地にもなっていたし、滑り台の下でおやつを食べてる日もありました。

ジャングルジムという名の大型おもちゃは、 子どもが小さいうちには「大正解」だったんです。


🧺静かに、誰も遊ばなくなっていく…

でも、ブームというのは、いつか終わるもの。
ちょっとずつ遊ばなくなり、気づけば、 ぶら下がるのもおっくうになったのか横を通るだけになり、 最後のほうは「洗濯物かけ」として余生を過ごしていました。

その存在感は、まったく薄れないままに。

「片付けたいな…」と何度も思いながら、でも 「まだ遊ぶかも」と自分に言い聞かせていた数ヶ月。
しかしある日、「これ、もう要らんかな」と、つぶやいたのは本人でした。
ちょっとだけ寂しくて、ちょっとだけホッとしたのを覚えています。


🧯そして、地獄の処分フェーズへ

問題は、そのあとでした。
とにかく、処分がたいへん。
ジャングルジムって、組み立てるのにも時間かかるけど、 解体のほうが、しんどい。

あちこち分解しながら、六角レンチ片手に「これは修行か?」と何度もつぶやきました。
そしてやっとバラしたと思ったら、 ゴミとして出すときの地獄が待ってます。

でもうちの自治体は、ありがたいことに「ジャングルジム」としてまとめて粗大ゴミで出せました。お金はかかったけど、分別地獄を回避できたのは救い…。
ただし、バラバラにはしなきゃいけなかった。
「これ、ほんとにジャングルジムって伝わる?」って不安になるレベルの解体っぷりで出しました。
最終的に、 「この処分、ちょっとした引っ越しより大変なのでは」 という結論に。

しかも、処分費もかかる。
……たしか1,000円前後だったような、もっとかかったような……いや、もう覚えてないんですけど、「こんなに手間かけたのに、さらに金取られるんか」って思ったのだけは覚えてます。
子どもの笑顔のあとに、地味に家計を襲うジャングルジムの亡霊。


🧠思い出と現実の間でゆれる母

でも、思い出があるから、いざ捨てるときはちょっとさみしかったんですよね。
「ここでよく寝転がってたな…」 「おやつ持ち込んでたな…」
そういうのを思い出すと、ちょっと目が潤むんです。
子どもが大きくなるって、嬉しいことだけど、 その分“卒業”していくものもあって。
大型おもちゃって、その象徴みたいな存在でした。

……で、結局ちゃんと捨てたんですけどね。 解体して、バラバラにして、ゴミに出して、無心で作業しました。
手は振ってないけど、ちょっとさみしかったのは本当です。


📬最近は“借りる”という選択肢もあるらしい

で、最近。
「え、こんなんあるんや…」ってなったのが、サークルトイズというサブスク。
ジャングルジムも、すべり台も“借りる”時代らしいです。
「え、こんなん昔からあった??」って思わず2度見しました。


買う前に“借りる”という選択肢があるって、めちゃくちゃアリなんですよね。

  • とにかくでかい&高い大型遊具を、
  • 家に置いて試せる
  • 飽きたら返せる
  • 片付け・処分いらず

わたしのあの“六角レンチ地獄”も、発生しないってことです。
ラインナップも、 ジャングルジム・すべり台・おままごとハウス・乗り物など、 「これ、買ったらデカすぎて置き場所ない」ってやつばっかり。


🎁短期だけ欲しい時期にこそ助かるやつ

特にいいなと思ったのが、

  • 祖父母宅への帰省にあわせてレンタル
  • 誕生日・クリスマスだけ“豪華おもちゃ”を登場させる
  • 育休中、家にずっといる時期にちょっとした刺激として
  • 保育園落ちた“ワンオペ期”の救世主

とにかく“期間限定でほしい”時期に、ほんとちょうどいい。
高い買い物するより、サブスクで済ませて、 「飽きたら返せばいい」って気軽さが、精神衛生にもよさそう。
わが家も、 「使わなくなったら、売る or 捨てる or 実家に送る」 みたいな選択肢でモヤモヤしてたけど、“返す”という選択肢、ほんまありがたいです。

👉あの頃の私に届けたいやつです(今さら)
(“でかいけど可愛い”の限界、ここで借りられます)

※リンク先はサークルトイズ公式サイトです🎠
「処分に出すたびに人としてレベルアップしてる気がする…」って方、たぶん向いてます。
(もうレンチを構える人生には戻らない…!それだけで尊い…!)


🧻最後に…レンチ片手に泣いた日のこと

あのジャングルジムを解体した日のこと、たまに思い出します。
レンチでネジを外しながら「なんで私がこんなに汗だく…?」って思ってたけど、 たぶんあれ、思い出とネジが絡まりすぎてたんでしょうね。

でも一番強かった感情はこれです。

「これ、処分費いるやん……」

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